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ケガや骨折をしてしまうだけではなく、

死亡事故も多く、交通事故の死亡者数2,839名(令和2年、年間死者数)

2,636名(令和3年、年間死者数)に対し、

家庭内事故の死亡者数は13,708名(令和2年、年間死者数)と

圧倒的多くなっています。


それくらい、身近に潜む危険が数多くあるのです。

家庭内で発生しやすい故として、次の4つが挙げられます。

窒息転落溺死やけどです。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

窒息
高齢者の方がお正月にお餅を詰まらせてしまい、救急搬送された。
このようなニュースを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
咀嚼力や嚥下力が落ちている高齢者や、それらの能力が未熟な乳幼児にとっては、食事自体にも家庭内事故のリスクがあると言えます。
また、小さな子どもにとってはボタンやボタン電池小さなブロックなどの誤飲や、顔に被った布団やタオルなどが首に巻き付いて窒息死してしまうこともあります。
窒息はしなくとも、ボタン電池と磁石の誤飲は特に危険と言われています。これらは要注意で保管したい物と言えます。

転落
ベランダに置いたエアコンの室外機によじ登った子どもが、ベランダの手すりを乗り越えて、転落してしまうという痛ましい事故が後を絶ちません。
子どもにとっては好奇心からつい登ってみたくなるソファやテーブルも、置いてある場所によっては死と隣り合わせになることがあります。
階段では1段分の高さを見誤ったり、足の筋力不足で上手く上がれなかったりすることで、つまずいて後ろに転落してしまうことがあります。
子どもはもちろん高齢者の方ですと腰骨や大腿骨を骨折するような大ケガにつながる危険もあります。

また、高齢者でも乳幼児でも共に多く発生しているのが、段差のない場所での転倒です。座布団や新聞紙、洋服などに足元を取られたり、滑らせたりすることがあります。
危険は段差だけではないということも意識に留めておくとよいでしょう。


続く

野村仁美